日本語のお経



 
意味不明でありがたいのか――お経は日本語で
祥伝社    戸次 公正 著




「教会で聖書は日本語で読まれているのに、なぜお寺のお経は漢訳の音読なのか? 
わけのわからないお経を聞かされて、正座の足が痛いだけの葬式は、
自然な姿なのだろうか?」

そう疑問を感じた著者は、古刹の僧侶である自分の使命として、
お経の現代日本語訳に取り組んできました。
お経は、読んでわかり、聞いてうなずけてこそ、死者の魂を慰め、
残された人の心を安らかにさせてくれます。
 現代日本語に訳され、それが葬式の場で読まれて、はじめて釈迦が、
仏教の先人たちが、何を伝えようとしたのかがわかるのです。

この本は、新しい葬式の形を提案するとともに、仏教に親しむために
何が大切かを教えてくれます。


ひらがなで読むお経 (角川oneテーマ21)
角川書店   大角 修 著




色即是空の「般若心経」から食の作法を説く「五感の偈」まで、
生活に密着した経文をひらがなで読み解く日本一わかりやすいお経の本です。

色即是空
摩訶般若波羅蜜多心経“般若心経”―すべてのこだわりを捨てよ

南無観世音菩薩
妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五“普門品偈”―彼の観音の力を念じよ ほか

光において―南無阿弥陀仏
仏説無量寿経四警偈“重誓偈”―仏の御名を讃えよ
一枚起請文―念仏の心を伝える法然上人の遺言 ほか

時を超えて―南無妙法蓮華経
妙法蓮華経方便品第二―すべてが一つにつながる聖なる道
妙法蓮華経如来寿量品第十六“自我偈”―永遠の仏のもとに ほか

聖句と歌―願文・誓詞・真言・御詠歌など
開経偈―仏の真実を我に
普回向―共にさとりの安らぎを ほか


| 仏教/おしえ | 15:03 | - | - | - | - |

仏教入門書 その5

釈尊の教えとその展開 インド篇
勧学寮 編  浄土真宗本願寺派 本願寺出版社




仏教の思想、教義の展開を歴史的、系統的に解説されている。
本書はインドにおける釈尊の教説とその展開、すなわち原始仏教、
部派仏教、大乗仏教の教義展開について、仏教入門書として編纂
されている。


釈尊の教えとその展開 中国・日本編
勧学寮 編  浄土真宗本願寺派 本願寺出版社





中国や日本の仏教思想を概説している。
序論「仏教の流伝」ではインドから入った経典がいかに中国語訳され日本に伝来したか。
本論「教学的展開」では代表的な宗派仏教である
華厳、法相(唯識)、法華、密教、禅、浄土の6宗の教義を解説する。

この二冊とも大変わかりやすく詳しく説明され、前に紹介した
「仏教とはなにか」よりより詳しい。


| 仏教/おしえ | 14:54 | - | - | - | - |

日本最古の旅日記

 入唐求法巡礼行記

慈覚大師円仁の著わした『入唐求法巡礼行記』は、日本最古の旅日記で、
マルコポーロの「東方見聞録」、玄奘三蔵の「大唐西域記」と
並び世界三大旅行記の一つとされる。

日蓮の「立正安国論」にも記され平安・鎌倉時代にはかなり著名だった。
この本が歴史に再登場するのは明治16年に東寺観智院で写本が発見されてからである。

五台山への巡礼、長安資聖寺での生活、廃仏毀釈の法難。
九年半にわたる円仁のさすらいと冒険の旅の記録は、
唐代動乱の政治や庶民の生活を克明正確に描写する。


入唐求法巡礼行記 (中公文庫)



円仁 唐代中国への旅 (講談社学術文庫) [文庫]



入唐求法巡礼行記 (1)(2) 東洋文庫

慈覚大師円仁について
円仁は、延暦13年(794年)下野国都賀郡(栃木県下都賀郡)の豪族・壬生氏に生まれ、
9歳から都賀郡小野の大慈寺の住職広智について修行を積み、
大同3年(808年)、15歳で比叡山に登って伝教大師最澄の弟子となった。

承和5年(838年)遣唐船で唐に渡り、山東省の赤山法華院や福建省の開元寺、
中国仏教三大霊山に数えられる五台山で修行し、承和14年(847年)に帰国した。

帰国後、円仁は朝廷の信任を得、斉衡元年(854年)61歳の時に延暦寺の座主となった。
後に「金剛頂経疏」などを著したが、貞観6年(864年)に71歳で没した。
その2年後の貞観8年 (866)、生前の業績を称えられ、日本で初の
大師号・慈覚大師の諡号(しごう)が授けられた。


| 日本の歴史 | 16:51 | - | - | - | - |

必読の書 その1

バウッダ「佛教」
講談社学術文庫

仏教の概説書が多く出版されているなかで、
本書は二十年あまり前に出版されたものであるにもかかわらず、
現在でも数少ない、非常に信頼しうる仏教概説書です。
また難解な仏教教理や用語をひろく一般の思想の分野にも
解放して論じたものとして、定評が確立した
貴重な書物でもあります。

本書は、1987年に小学館から単行本が上梓され、
1996年には小学館ライブラリーの一冊として再度刊行された。今回の学術文庫版は三度目の刊行となる。



原始仏教の発生から大乗仏教へ
釈尊の教えの真実とは何か--真の仏教学が解明する、
壮大な仏教思想の全貌です。

バウッダ--サンスクリット語で「仏の教えを信奉する人」
の意である。
二千五百年におよぶ歴史の中で、
誤解と偏見に満ちた教学により誤伝されてきた
釈尊の思想の壮大な全貌と、
初期仏教の発生から大乗仏教、密教へと展開する過程を、
膨大な経典群から探究。
単なる宗教の枠を超え、思想としての仏教の実像を鮮やかに
描き出した、日本仏教学の達成と言えます。

原始経典アーガマ(阿含経典)に釈尊の真の教えをさぐり、
その根底をなす苦、無常、無我、法、涅槃を考察、
さらに釈迦入滅数百年後に登場する部派仏教や大乗仏教、
そこに現れる仏・菩薩に、日本仏教の源流を見ることができます。
膨大な経典群に探究する釈迦の教え、仏教の歴史と哲学。
思想としての仏教と、日本仏教の独自性を解明した
真の意味の仏教入門書でもあります。


第1部 三宝―全仏教の基本
 仏教徒の標識「三宝」;仏;法;僧
第2部 阿含経典―釈尊の教え
 阿含経とは何か;阿含経のテクスト;阿含経の思想
第3部 大乗経典―諸仏・諸菩薩の教え
 大乗仏教の成立;菩薩;大乗経論とその思想
第4部 「宗教」と「哲学」の意義
第5部 経典読誦のすすめ
 三帰依文;般若心経


| 仏教/おしえ | 12:01 | - | - | - | - |

仏教入門書 その4

この本は、大正大学の仏教基礎学の教科書として
編纂されたものです。
仏教を学ぶ基本となることが、わかりやすくコンパクトに
まとめられています。
巻末には、年表や参考文献などが掲載されていますので、
さらに深く学んでください。

仏教とはなにか―その歴史を振り返る
大法輪閣 大正大学仏教学科



古代インドから現代日本に至るまでの仏教の悠久の歴史を、
硯学を結集して再現。
西域・中国・東南アジア・朝鮮を網羅。
これから仏教史を学ぶ人に最適の入門書。

第1章 インド仏教の歴史
仏教成立以前のインド
 原始仏教の幕開け―釈尊の仏教
 部派仏教の時代 ほか
第2章 中国仏教の歴史
中国文化圏と西方文化圏
 中国に伝わった仏教
 漢訳者たちの活躍―揺籃時代の中国仏教 ほか
第3章 日本の仏教
日本仏教史について
 仏教の伝来と聖徳太子
 大仏建立と奈良仏教 ほか


仏教とはなにか―その思想を検証する
大法輪閣 大正大学仏教学科



現代人のものの見方・考え方、文化等を形造ってきた
仏教という悠久の思想の潮流。
時代時代に宝石のような輝きを放ってきた仏教思想を
硯学を結集して解説する。
これから仏教思想を学ぶ人に最適の入門書。

第1章 古代インドの思想
第2章 大乗仏教の思想
第3章 大乗経典の成立と展開
第4章 大乗仏教思想の展開
第5章 日本仏教を形作った思想家たち
第6章 その他の国々の仏教思想

| 仏教/おしえ | 11:27 | - | - | - | - |

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